小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。8月限定版。

どういうひとに仕事がまわってくるのか、という議論の話

先日、とある働き方に関するセミナーに参加してきて、登壇者に当てられたテーマがあった。それが、「新規事業/難易度の高い仕事はどういうひとに任されるものなのか」というものだ。スキルがあるひと、経験が豊富なひと。たしかにいろいろな尺度があるかも…

いい場は、見えない工夫で溢れているという話

先日、知人のFacebook投稿でこんな話が流れてきました。内容は、「プロが提供するビールの話」。投稿からすべてを把握することができなかったのですが、推測するにとあるビアバーの話らしい。ビアバーの店長をAさんとします。そのAさんが提供するビールの感…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2017/08/05)

おなじみのこの企画。今週1週間で気になった記事をまとめて振り返ってみました。1. グーグルの人材開発で活躍したピョートル氏「多様性で常にユーザーを上回るべき」 https://meti-journal.jp/p/44 なぜか、OGPをひっぱってこれないので、テキストにて。グ…

知識があると毎日の仕事は実験場(ラボ)になる、という話。

今日は、生産性向上の話に合わせて、「集中」について書いてみます。最近、わたしのまわりでは生産性向上の話になるといつもキーワードになる言葉があり、それが「集中」です。ちょっと言葉を変えると「没入する」とか「夢中になる」という言葉に置き換えら…

ひとは、生き物なんだ、というごく当たり前のはなしについて

昨日、生産性向上について、気温とCO2の記事を配信したところ、SNS上で思わぬ広がりとなりました。 chibiblog.hatenablog.com そうした中、SNS上でどんなコメントが配信されているのか、というのが気になるところでして、ツールなどを用いてコメントを収集し…

なぜ、カフェだと仕事がはかどるのか、を実験してみた。

先日、この記事が話題になっていました。 dot.asahi.com 端的にいうと、仕事場でいちばん生産性に影響を及ぼす因子は、気温とCO2濃度。その気温とCO2濃度がもっとも低く、生産性を高める環境というのが、自宅でも、オフィスでもなく、カフェなんだとか。とい…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2017/07/29)

定番のこの企画。今週1週間で気になった記事をまとめて振り返ってみました。1. newspicks.com アクセンチュア・リサーチとフロンティアエコノミクスの潜在的なAIの経済インパクトに関する共同レポートの記事です。もっともインパクトがあるのが3業界。「…

ポストがひとを変える、という体験がひとを変える。

ポストがひとを変えるといいます。よくも悪くも、これは真実だと思います。本日は、ちょっとした私の体験談の紹介です。いま、私にはオウンドメディアの「編集長」という肩書きがあります。設立2年強のオウンドメディアなのですが、いまでは多くの方々にご…

世界のサッカーから学ぶ、ビジネスにも通じる「育成法」とは

今日は、サッカーのスタイルの話から。先日、FOOT×BRAINという番組にFCバルセロナのスクールコーチの経験もあるサッカー指導者 白石尚久さんが登場していました。テーマは、「世界の指導法の違い」について。この話の中で気になったのは、指導において確固…

ネットメディアが溢れる中で、どう戦うのか

録画していた食の人気雑誌「dancyu」の新編集長の回を見ました。驚きなのは、雑誌が売れなくなる中で、ここ5年で「14%」も発行部数が伸びていること。なぜ、雑誌が売れない時代に、売れる雑誌をつくることができるのか。雑誌編集長 植野さんの仕事術から考…

著名ビジネスパーソンの初回投稿がどんなものなのか、振り返る

俺たち、毎日ブログを書くぜ!の企画に賛同し、7月は早24日目。これまで中断期間を挟んで書いてきた記事数は、85本となり、桁がえが見えてきました。いやぁ、毎日1,000文字以上の記事を書くというのはそう簡単なものではないものの、よく続けられている…

自然から学び、自然と生活していたひとがいま感じること

エッジが立つようにウソっぽいタイトルをつけました。内容は至ってシンプルで自然から都会に生活が変化したひとがいま、感じていることです。では、そのひととは誰か、というと何を隠そう筆者です。最近、まわりがキャンプを薦めることで家族でキャンプデビ…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2017/07/22)

定番の1週間で気になった記事を洗い出し、考えるシリーズ。今週はいろんなバラエティに富んだ記事をピックアップしていました。1. otoyon.com 記事内でもあるのですが、静岡の吉田町が夏休みの連休を減らすとあり、学生側がもう反発。それを起にオランダ在…

モチベーションを高める、企画の生み出し方

メディアを運営していて、もっとも大事なプロセスに「編集会議」があります。それぞれの編集者がテーマに沿って企画を持ち寄り、何を進め、何をやめるのか。編集者にとってまさに自身の仕事の生き死ににつながる戦いの場でもあったりします。ありがたいこと…

毎日ブログを書くための「ねた」をどう生み出すのか、という質問に答えてみる

昨日、社内の後輩からこんな質問をもらいました。「毎日、ブログを見ているのですけど、そのねた元はどこにあるのですか?」毎日ブログを書いているひとの大きな悩みはおそらく「ねたが尽きる」ということだと思います。日記とは異なり、テーマが絞られたも…

何でも面白そうに聞けるひとと取捨選択するひと

何でも面白そうに聞けるひとがいる。そういうひとには、もっと話をしたいから、ひとが集まる。情報が集まる。こう聞くと、メリットも多いだろうし、何でも面白そうに聞けばいい、と思うかもしれないが、何でも面白そうに聞けるというのは、誰にでもできるこ…

わからないことについて、ふと考える

変化の激しい時代、ビジネスモデルもスキルもすぐに陳腐化してしまいます。であれば、既存のやり方に捕われず、常に新しい価値を生み出しつづけなければならないことは自明の理です。では、こうした新しい価値を生み出し続けるためにどんな観点が大事になる…

学びが、本当に学びになったのか、を振り返ってみた

記事を読んだり、セミナーに参加したり。そんな中でよくSNSで見受けられるのが、「学びになった」「勉強した」という話です。しかし、これは本当に自身の血肉となり、技術の向上やマインドセットに通じていたのか。とかく、わたしもこのブログを書き続けて「…

正解は、いつも正解とは限らないという話

わたしは、ドキュメントや人の仕事の話が大好きです。古くでいうと、NHKで放映されている「プロフェッショナル 仕事の流儀」は録画やDVDで繰り返し見ていました。ほんとうに飽きないのか、と思えるぐらい何度も何度も見る。時々の状況、感情、悩みによって、…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2017/07/15)

定番になりつつある、1週間で気になった記事を洗い出し、そして、考えるシリーズ。Facebookなどで保存した気になる記事を振り返ります。しかし、振り返ると記事だけでなく、個人のFacebook投稿も一つひとつ保存している自分。より良い情報というのは、必ず…

変化のプロセスを知ること、理解すること

本日は、チェンジマネジメントの話です。働き方改革を筆頭に、組織や個人には常に「変わる」というプレッシャーが掛けられています。しかし、新しいことへは不安が伴います。では、その不安をフォローしながら、変化を前進させるためのマネジメントとはどの…

変えるということは、変えないことを見定めること

昨日、Facebookのタイムラインにこの記事のシェアが流れてきました。 話は、円柱と角柱を12時間描きつづけて気づいたこと。学びの多い記事なので、この記事をご覧になっている方にはぜひ、一読を薦めたいと思っています。さて、ここからが本題。私もこの記…

「それってどういうことですか?」と言えるひとは素晴らしい

社会人になり、知らない、分からないことをそのままにしてしまうことがないだろうか。年齢を重ねると、若手の前で「まだ理解ができないので、もう少し説明してほしい」と尋ねることが何となくはばかられることがある。正直に白状すると、わたしもたまに「知…

キャリアアップを意識するひとほど、キャリアアップできないという話

ちょっと誇張していますが、キャリアアップ志向が強い人ほど、実はキャリアアップができないのではないか、という話です。特に若手の方にこの傾向が強いように思います。意識が高い20代の若手と会話していてその根底にあるのは、変化の激しいサバイバル時代…

コミュニケーション手段が多様化する時代の在り方を考える

最近、わたしの周りでは、こんな記事が話題になっていました。 www3.nhk.or.jp主題は「固定電話の必要性の有無」について。記事の概要は以下のとおり・IT企業を中心に、固定電話を置かない企業が増加中・固定電話を置かない企業の主要チャネルは、チャットや…

いつの間にか上達する息子をみて、思うこと

子どもは、いつの間にか成長していくもの。そして、気づかないうちにいろんなものを身につけていく。そんな風に思わされた週末のひととき。何がというと、4歳の息子のことです。今週末は天気がよかったので、ボールを持って近くの公園に。駐車場から広場に…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2017/07/08)

Facebookなどで情報収集しています。例えば、記事のURLもそう。知人のコメントもそう。何か気になることがあれば、Facebookのアクティビティログに履歴を残し、1週間たったところで読み返すということをしています。今日も1週間、自分自身が気になった記事…

「休む技術」「整える技術」に無頓着な現代人

プロのスポーツ選手であれば、最高のパフォーマンスを出すためにコンディションを整えるのは当たり前のこと。では、プロのビジネスパーソンは最高のパフォーマンスを出すために、日々、最高のコンディションを整える努力ができているだろうか。とある、経営…

雑談の捉え方で組織の生産性が変わる、という話

最近、これからのマネジメントをテーマに取材をしたり、多方面で記事を読みあさったりしていると、ひとつのキーワードが出てくることが多くあります。それが「雑談」です。そこで唐突ですが、読者の方に質問です。あなたの職場では「雑談」はポジティブに捉…

良い子では、ゲリラ戦に勝てない

目的達成のために、手段をどう選択するのか。唐突ですが、最近こんなお話を伺いました。先日、とある経営者とお話をしていたときの話題です。内容は「弁護士への相談からみる米国の経営者、日本の経営者の違い」についてでした。ここのスタンスの違いがとて…

取材先選定をどう決めるのか、をまとめてみた

編集視点で、旬な情報を取得する方法から取材のちょっとしたTIPSを紹介したところ、多くの反響をいただきました。ありがとうございます。 chibiblog.hatenablog.com 一方で情報収集や取材の話をしていたところ、知人から「取材先選定をどのようにしているの…

相手の内面を引き出す、取材のテクニックについて

メディアの編集を担当していて、もっとも大切なプロセスのひとつが取材。この取材の出来いかんでその記事のクオリティが100にもなるし、10にもなる。だからこそ、この取材のクオリティを上げるということに注力しています。ということで、これもよく聞かれる…

先を見るために発掘するべきは、「情報」ではなく「人」

久しぶりの投稿です。今回のテーマは「情報収集」について。メディアの運営や編集をしていることもあり、新規事業などの企画や編集など、先を見ることを主軸に置く方から「chibiさんはどのように「情報収集」しているのか?」との問いをよくいただきます。ニ…

テクノロジーだけの企業は、テクノロジーによって滅びるという話

「テクノロジーだけの企業は、さらに優れたテクノロジー企業の登場で滅びる。大事なことは、人とテクノロジー双方に優れていること。汗かいて、泥臭くできる人とテクノロジーを掛け合わせることができれば、なかなか真似することができない競争力となるんだ…

当たり前の事実だけど、時代ごとに働き方の価値観は変わるという話。

働き方改革の話をするときにほぼ必ずといっていいほど、話題になるCMがあります。それがこれです。「24時間、戦えますか?」のフレーズでおなじみ、三共の栄養ドリンク「リゲイン」のCMです。 www.youtube.com 黄色と黒は勇気のしるし♪ のフレーズは聞き覚…

日本の営業マンは、人工知能に代替されるのか、されないのか。

2月2日、Sansan社が主催する「働き方改革」をテーマにしたカンファレンスに参加してきました。2016年も伺っていて充実した内容だったので、今年も楽しみにしていました。 jp.sansan.com 結果は、大満足。「働き方改革」の最前線の一端を学ぶことができ…

週休3日の働き方がニュースになる国。当たり前の国。

Yahoo!が週休3日の働き方を検討することが、昨年の9月に話題になりました。対象は、全従業員5,800人です。 this.kiji.is 働き方を変える理由は、「優秀な人材の確保」でした。実際に、多様な働き方を推進する企業には、多様でバラエティに富んだ人材が集…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える。

自分の情報元となっているのが、Facebook。知人のネットワークではなく、各分野の一流ビジネスパーソンをフォローすることで、タイムラインに他人の目を通して集まった情報が流れてきます。メディアの記事、動画、本人の一人ごとなど。それを、いいね!を押…

人を動かすならば、まずは「仕組み」からという話

12日のTV番組「カンブリア宮殿」の特集が働き方改革でした。働くをテーマにするこのブログでもこの番組内容を取り上げないわけにはいきません。 www.tv-tokyo.co.jp 働き方改革の実例で出てきたのは、SCSK社 と ソウ・エクスペリエンス社。この中でも気に…

クスッと笑ってしまう。学芸員の仕事をまとめた4コマ漫画

美術館が好きです。そんな自分が気になっていたこと。それは「美術館の展示場で座っている監視係の仕事」です。偏見がちょっと入っていますが、「1日、ほぼ身動きせずに椅子に座っているのって、苦痛じゃないのかぁ、、、」とか思ったりしていました。椅子…

本当のチームワークを、サッカーから学んでみる。

日本はチームワークがすばらしい、と聞いていたけど、まったく違った——2000年当初、Jリーグジュビロ磐田で黄金時代をつくった元ブラジル代表キャプテンのドゥンガ選手。当時、Jリーグには現役ブラジル代表が各チームに在籍するなど、外国人選手が日本国内の…

オープンイノベーションを語るひとが、オープンイノベーションできない理由

「オープンイノベーションで、新しいサービスを生み出そう」「共創(きょうそう)の時代です」仕事の関係上、よくオープンイノベーションを語る「新規事業開発の方」にお会いします。しかし「オープンイノベーション」という言葉を使う方ほど、実は越境によ…

働き方が変わると思ったひとつのニュースから2017年を考える

あけましておめでとうございます。2016年、知人の誘いから「俺たち毎日ブログ書くぜ!」の企画に参加させていただき、50本以上の「働き方/キャリア」観点の記事を書いてきました。2017年もさっそくこの企画に載り、「平日毎日」を目標に記事を書…

【最強の振り返り質問】で2016年のブログ企画を振り返ってみる

10月、12月で参加してきた「俺たち1カ月毎日ブログを書くぜ!」という企画。毎日、1000字をMinとして、10月は5名で、12月は6名で書き続けてきました。一回のイレギュラーはあったものの、31日21時時点で全員がクリアしています。今日は2…

10月、12月の掲載記事から読者ニーズを考えてみる(振り返り)

「俺たち1カ月毎日ブログ書くぜ!」の最初のシーズン10月分、セカンドシーズン12月分に参加させていただき、今回の記事で52回目の更新になりました。我ながら、よくこれだけ続いたものです。おかげさまで、52回も更新していると、読者の方がどんなこと…

面白いサイトをつくることで意識していること

面白いサイトをつくろう、というときに何が大事なのか。面白いサイトには、読者にとって「面白いコンテンツ」をつくることが大切です。しかし、メディアを運営していて「面白い」をつくるだけではダメだというのもわかっています。今年、小さいながらもメデ…

長時間労働が話題なので、労働時間のデータを調べてみる。

高橋まつりさんがなくなってから約1年。電通の長時間労働が社会に広く知れ渡り、昨日、代表が引責辞任することになりました。本日の朝のTOPニュースとして扱われていて、「長時間労働の是正」は2017年に大きく動いていくのだと強く感じられるNEWSとなってい…

場をなごませる「笑顔」の効能を考えてみる

笑顔が素敵なお客さまに会いました。お話をしていて、常に相手に耳を傾け、相づちを打ったり。「そうなんですよ〜」「それって、どういうことなの?こういうことかな?」好奇心の赴くままに問いを立てられて、話が自然とはずんでしまいます。補足すると相手…

1年の振り返りに効く「1つの質問」

「この1年で、いちばん大きな失敗は何ですか?」以前、セミナーを共同開催させていただいたときに、とあるベンチャーの代表からいただいた言葉です。シリコンバレーで勉学に励んだバックグラウンドがあり、その際に「失敗」から学ぶカンファレンスがあった…

「なぜ」「どうして」の使い方は難しい。コミュニケーションの話。

「なぜ、○○○○するの?」「どうして、やらないの?」子どもに対してよく使ってしまう言葉です。とくに悪いことや約束ごとができていないとこの言葉を使ってしまうことが多いのではないでしょうか。しかし、この「なぜ」「どうして?」という言葉を使って子ど…