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小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。2月限定版。

イベントによく行くけど、「名刺コレクター」に終わってしまうひとの特徴

今日、会社の後輩とこんな話をしました。内容は「なぜ、講演会などのイベントに多く顔を出しているのに、ネットワークが広がらないのか」というもの。著名なビジネスパーソンが集まる講演会などで名刺を配るが、その後続いた試しがないという話です。そこで、今日はその後輩と話をしたことをまとめてみたいと思います。

そもそも、なぜ、講演会などに足を運ぶのか。
目的は、主に2つ。

1.著名なビジネスパーソンの講演の視聴。
 Lそこから仕事に役立つエッセンスを抽出したいから。

2.(仮に講演会の場合)人脈として講演者とつながる
 L今後のビジネスにつながるネットワークを広げること。

仮に懇親会があるようであれば、そこで更なるネットワークを広げる、というものがあるかもしれません。

1.の目的を果たすことは簡単です。場にいれさえすればいいのだから。一方で、2.がカタチとして残ることはほぼありません。名刺コレクターで終わるケースがほとんどではないかと思います。個人的にこうした単なる名刺コレクターに終わってしまう方たちにはある共通点と思っています。

その共通点とは、「名刺交換」という貴重な機会を理解していないということです。

名刺交換は、相手との最初の接点です。面と面を付き合わせることができ、自分の存在を相手に認知してもらえる貴重な機会です。そのため、相手にどう認知してもらうのか、ということを真剣に考えなければならないと思います。仮に1回名刺交換をして、あいさつをしておきながら、2回目の名刺交換時に相手が覚えていなければ、極論、相手に恥をかかせることにもなります。

では、この最初の名刺交換をより有効にするためにはどうすればいいのか。いくつかポイントがあるように思います。

1.講演時に目を合わせる、うなずくなど、相手に反応を見せる
2.名刺交換時は、講演内容について見解を伝え、質問する
3.むやみに名刺交換をしない

1.については、講演に常に反応すること。共感できることにはうなずき、疑問に思う時にはそう顔に出す。講演者は必ず視聴者の顔を見ています。反応を見ながら、話をします。だから、そうした反応をする視聴者は必ず目に留まります。また、そうした反応をする方は、後々話をしてみたい、という講演者の心に残ります。講演者の方に話を聞くとほぼ誰もが「今日の講演で話すことが視聴者にウケているのか、は常に気になる」とおっしゃっていました。それだけでできれば、まずは相手に自分の存在を認知してもらえるはずです。

2.は、1.で認知してもらった上、相手への興味をダイレクトに伝えることです。講演内容の感想、意見、追加の質問など。もちろん、その質問が講演者の想定を超えて、切れ味鋭いものであれば、必ず認知してもらえますし、またそこでまた話をしたい、といえば、その後につながります。

3.は、貴重な「最初の名刺交換」の機会を大切にすべきということです。例えば、数百名の講演イベントではだいたい講演の前には名刺交換の列ができます。そのうちの一人として会話しても印象に残ることは難易度が必然的に高くなりますし、ゆっくり時間をかけて話をすることもできません。個人的に最初の名刺交換の機会は貴重なので、安易に名刺交換することは、逆に機会を減らすことにつながると思っています。

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上記のような話を後輩としていて、自分が名刺交換に本当にこだわっているんだな、というふと新しい気づきにつながりました。