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小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。2月限定版。

野球の打順で大事なのは、何番バッターか:元野球トレーナーの話

日本シリーズが盛り上がっていますね。あまり野球が詳しくない自分にも、日本ハムと広島の対戦の盛り上がりが日々のニュースで伝わってきます。

さて、そんな野球の話で先日、人材開発セミナーでこんな話がありました。

「野球では、何番バッターが大事なのか」

答えたのは、高校野球の監督経験をもつ方。大事な打順は、何番バッターなのでしょうか。

■大事なのは、クリーン・アップ!? 先頭打者? つなぎの2番?
まず高校野球の地区大会は、一度敗退すると敗者復活のないトーナメント形式です。その厳しい条件の中で勝ち続けるためには打って、確実に点を取っていかなければなりません。では、点をとるために鍵を握るのは、何番バッターなのか。

 試合を決定づける、4番バッターか。
 切り込み隊長となる、1番バッターか。
 それとも、クリーン・アップにつなぐ2番バッターなのか。

登壇者に視線が集まります。
ひと呼吸おき、登壇者は意外な打順があげました。

「地区大会で勝ち上がるために重要な打順は、7番と8番です」

セミナー会場で聞き入るひとたちがざわめきます。

「うん?? 7番と8番???」

その場にいた方のほとんどがその回答に腹落ちしていない様子でした。
それから登壇者の方が説明しはじめました。


「基本的に強豪校ともなると、3番、4番、5番は打って当たり前というポジションになります。しかし、対戦校も3番、4番、5番に打たれまいと対策を施してきます。そのため、必ずしも打てるというわけではありません」

うん、たしかにそうだ。
もっとも打つバッターを抑えるために、どこも対策を施すだろう。

「重要なのは、そのあとです。7番、8番というのはトーナメント式の場合、対策されることが少ないポジションです。そのため、この7番、8番が塁に出ることがチームを勢いづける起爆剤になります。そして、7番、8番が打つと自然にクリーン・アップに塁がたまった状態でまわってくる。勝負しなければならないシチュエーションもそうですけど、いちばんはクリーン・アップの気持ちに火がつきます」

なるほど!!
そう聞くと、たしかに7番・8番がしっかりと打つことが重要に聞こえてくる。
野球に詳しくない自分にとっても、わかりやすい内容でした!

そこに、登壇者は続けてこう言いました。

「あなたの組織でも、7番、8番が大事では??」

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組織にあてはめてみると、7番、8番は汗をかくポジション。なかなか日のめをみない役割です。しかし、彼らが元気で同様にクリーン・アップ(エース)に違わぬ活躍をみせたとき、たしかにエースたちへの大きな刺激になっていることが多々組織でも見受けられます。

組織が拡大していくととかくエースで稼ぎ頭にフォーカスしがちです。しかし、組織全体のパフォーマンスをあげるとき、日の目を見ないが汗をかき、成果を出す7番、8番の存在を忘れてはいけないな、とあらためて、自組織について振り返るキッカケになりました。

深掘りしてみると、野球って奥が深いな、、、と。


P.S 組織の話ですが、ひょんなことから野球にも興味が沸きました。日本シリーズはあえて7番、8番の活躍にフォーカスして、見てみたいと思います。注目するのは、大谷選手だけではないはず!