小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。限定版。

忘年会シーズン到来。どうしてもこれだけは嫌いなことを書いておく

会社の忘年会シーズンが到来。連日、会社の同僚やお世話になったひとたちと飲み会に行く方も多いのではないでしょうか。

こんなことを書く自分もそうですが、いよいよ飲み会が本格化してきました。

基本、お酒が好きなわたしですが、どーしても嫌なことがあるので、ここに記載しておきます。実はこうしたこと、日常生活でも多いのではないでしょうか。


では、本題です。
わたしがどーしても嫌なことは、「タバコのにおい」です。


わたしはたばこを吸いません。
そして、たばこの煙がとにかく嫌いです。
飲み会の終わったあとにジャケットやシャツ、コートに煙のにおいがつくのをとにかく嫌います。ついてしまったら、残念でなりません。「あ、、、、」というネガ感情で覆われます。

飲み会の場でも、席は喫煙者と非喫煙者が暗に別れるように誘導します。そして、喫煙者との距離をなるべくとることをします。対策は限られています。

しかし、ここで問題が起きます。

喫煙者と距離をおきすぎると、「コミュニケーションをとるひとととらないひとに偏りが生まれる」のです。

部内の新年会、忘年会など、会社の同僚とのみに行くのは貴重な機会です。ふだん、仕事で会話をとらないひととも話をする、しかもいろんな切り口で会話が生まれる貴重な機会です。小さい子どもをもつ親としては連日会社の同僚と飲みにいく余裕はないので、独身時代よりもここを意識しています。しかし、「たばこを吸うひと」とだけはどうしても距離を置いてしまうというのがわたしの課題であったりします。

喫煙者の方も「吸っていい?」と聞く配慮をしてくれるのですが、正直、飲み会の場で「ダメ。やめて。喫煙所に行って」とは言えません。気遣いはうれしいのですが、すでにコミュニケーションの制限がかかっているわけです。


以前、愛煙家の管理職の方と話をする機会がありました。ここではAさんとします。そのAさんは、わたしの前ではたばこを吸いませんでした。

なぜ、たばこを吸わないのですか、と聞くと、コミュニケーションの均等化を測るため、たばこの嫌いな方との飲みでは吸わないのだそうです。

こうした配慮を始めたのは、部下の理解に偏りができたからだそうです。上司が愛煙家の場合、「喫煙所にいるか、いないか」で上司と部下の間で理解度に差が生まれることがよくあります。非喫煙者からすると壁を感じることも少なくありません。

Aさんは、それをブラックボックス化と呼び、自分の部門で「ブラックボックスを持たない」ことを決め、喫煙にルールを設けたそうです。

1.喫煙所にはひとりで行き、ひとりで行う
2.たばこに行く時間を予定表に入れ、部下に公開
3.部下を喫煙に誘うことはしない

当然、喫煙場所で声をかけられることも多いのですが、それは別の機会にしっかりと時間をとって行うことを自らに課したそうです。「すごい方だな」と思いました。


こうして書くのは、喫煙者の方にこうした想いを持っているひとが少なからずいることを知ってもらいたいからです。わたしも「絶対に吸うな」「喫煙者とは飲みにいかない」という話ではなく、お互いの配慮と歩み寄りがあると、お互いにいい飲み会になるのかな、と思い、今日は「飲み会のコミュニケーション」をテーマに記事を書きました。

さて、これから服をファブリーズして、寝ます。おやすみなさい。