レゴのワークショップでチームビルディングを学んだはなし。
※今日は、完全に日記です。記事ではありません。
先日、はじめてレゴのワークショップに参加しました。普段は主催者側に立つので、応募して参加するのは久しぶり。今日はこのワークショップの学びを書きます。
念押しすると、今日は記事というより自分の気づきをメモする日記です。
さて、本テーマへ。
先にご存じでない方のために説明すると、レゴのワークショップとは、レゴを使っていろんな問題解決手法を学ぶものです。正式名称は「レゴ・シリアスプレイ」。元デンマーク・レゴ社の教育事業部門開発責任者、ロバート・ラスムセン氏が2001年に開発した問題解決手法で、チームビルディングや新規事業のアイデア創出など、さまざまな場面で取り入れられています。なぜ、レゴが採用されるのか、というと、頭で考えるだけでなく、手を使い、身体を動かしながら、考えた方が発想がでてくるんだとか。
昨日、参加させていただいたのが
「レゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP」でした。
■実際のレゴ・シリアスプレイプログラムについて:
まずは昨日体験したプログラムを簡単に紹介します。
【プログラムのゴール】
・チームビルディングを学び、メンバーの接し方など、行動が変わること
・レゴのワークショップを自分で開催できるイメージができること
・(おまけ)レゴを買いたくなること
【プログラム】
4人1テーブルに着席して、レゴの高積みにチャレンジ
1)(練習)チームメンバーを理解する
→「未来の生物」を想像して、レゴで形にする 3分
→「未来の生物」から、自分の特徴や隠れた一面を言語化する 3分
→「未来の生物」の大切なパーツだけ残し、なりたい姿を形にする 5分
→キーワードを3つ書き出す。それを他己紹介する。
※他者説明 90秒 / 質疑 90秒 / 本人説明 90秒
1)レゴの高積みチャレンジ
→チームメンバーと協力して、レゴを高く積む 3分
→(振り返り後)再度、チームメンバーでレゴを高く積む 3分
2)レゴの高積みチャレンジ(TASTあり)
それぞれにパーソナルタスクが与えられる。
与えられたパーソナルタスクは、それぞれ話しをしてはいけない。
例えば、「ある色は触れない」とか「四角しか触れない」という制限がかかる
→レゴを高く積む 5分
→個人評価 1~10点でチームの貢献度を振り返り。再度、考える。
→再度、チームメンバーでレゴを高く積む
3)パーソナルタスクを変える/チームメンバーを変えて再度チャレンジ
→レゴを高く積む 5分
4)パーソナルタスクを変える/チームメンバーを変えて再度チャレンジ
→レゴを高く積む 5分
5)パーソナルタスクは排除/さいしょのメンバーで再度チャレンジ
→レゴを高く積む 15分
【レゴ・シリアスプレイの振り返り】
今日のまとめ。ポストイットで書き出して、それぞれチームで発表し、終了。
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(学び)
→レゴを使うと短時間で、体験としてチームビルディングを学べる
∟ゴールの共有、メンバー理解、特徴理解 など
→高い目標も段階を踏めば、メンバー全体で腹落ちする
∟最後は「天井につくまで」というお題だったができないと思ったメンバーはいなかった
∟仕事においても、抽象的なゴールよりも具体的なゴールがよい
→メンバー間の特徴理解は大事。解決手法は、生の「コミュニケーション」
プログラムで学んだことは、あくまでチームビルディングを体系的に学んだことがある方からすると、そのフレームを「こう、ワークに活かしているのか」という客観的にみてしまうところがあったけど、素直に身体を動かして考える、というワークが楽しかったな。
個人的には、デザイナーやエンジニアなど、バックグラウンドが違う方、年齢が20代が中心だったので、「メンバーの素直な悩み」を聞けたのが勉強になりました。
そのうちのひとり。
ある20代の女性デザイナーは、ふとこんなことを言っていました。
上司に相談するとき、「“当たり前だろ”と思われるのがこわい」
知っていて当たり前、まずはググれの弊害なのか、上司に相談しても「当たり前」といわれるのが怖いという話でした。
なんとも不思議な感覚。知らないこと、わからないことは聞けばいい、の自分としては、違和感を感じました。何か正解を知っていて当たり前。知っていないと仲間として認められないような内向きな感情を感じ、自分自身の組織内でも同様のことが起きていないか、と想いを馳せてみました。
っていうと、自分の組織でもあるかな。。。??
ということで、そんな20代の方々の悩みをかいつまんで時系列に並べてみました。ワークもそうですが、この悩みからチームを考えるキッカケとなるのではないでしょうか。
参加者の「チームの悩み」:
・(転職したばかりで)まわりのメンバーの得意・不得意がわからない
・チームの目指す方向性や刷りあわせに難あり
・デザイン意図が伝わりにくい
・目的が共有されていない
・情報共有がされていない
・直接、話ができていない
・合意形成も何もかもTOPダウン
・分担している分量が違う。フェアではない
・リーダーとチーム内との目標の違い
・人任せなひとがいる
・本気で目標を達成しようと思って行動できない など
最後は、おまけ。
自分がつくった「未来」。なんだか、わからないよね(苦笑
もっと表現力つけたい。
※今日は、単なる日記です。