小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。2月限定版。

日本人はスケジュールに無頓着? スケジュールが生むパフォーマンスの違いについて

12月23日(金)主催者のご招待で、とあるビジネスフォーラムに出席してきました。出席しているのは、大企業のイノベーション/研究機関の方々や経営者、NPO一般社団法人の代表、アカデミック分野の方々など、錚々たる方々。

テーマは、ライフスタイルやイノベーションの話が中心。

ここ1年で行った中でもっとも刺激的なフォーラムで、学びの多いものでした。今日はその中で気になったTOPIXを紹介します。

そのTOPIXとは、「スケジュール」。

なぜ、スケジュールの話になったのか、というと、1年間のスケジュールをどれだけプランしておくのか、という議論になったからです。話の中心は、NPOの代表に。彼のプランニングの考えは、

1.年間スケジュールは、だいたい埋めておく。
 長期休みの期間、すでに決まっているアポイントなど。それで8割埋まるそう
 また、月に2週間分の休みをしっかり確保している。
2.無理をしない
 身体が悪く、長期入院をすることも多い為、無理して仕事を詰め込まない

1.についてですが、日本人はスケジュール管理がしっかりしているようで、スケジュールに無頓着という話でした。例えば、年間の休みについて。米国のひとは1年のプランでここは、家族で長期間の旅行、イベントはここ、など年間プランを決めていくそう。自分の解釈としては、海外は年間を線として捉えて、全体をプランして管理する。日本は、線がなく、直近の点を決めて、その点の管理をしっかりとするタイプ。

差異が生まれるのは、中長期で年間スケジュールを決め、制約を決めることで「自身の働き方」を考えることができること。制約のある働き方という中で紹介されたのは、松下幸之助さんで、身体が弱い松下さんは身体を酷使することができないため、限られた時間の中でどうパフォーマンスを出すのか、というのに尽力したとのこと。

年間スケジュールが埋まり、時間の制約があれば、あるほど、その制約条件の中で働き方を考えるため、仕事の成果があがる。逆に制約がなく、どれでも仕事を受けるとパフォーマンスの精査を怠りがちになる。

なるほど、たしかに。

また制約条件の中に、「休みの時間」をしっかりとるというものがあります。例で出てきたのは、ビルゲイツさん。Think Weekというものがあり、1週間、いっさいの外部コンタクトを遮断し、本等を持ち込んで、考える時間を設ける。脳もいつものパターンに犯されているので、こうして脳を切り替えるにも時間を要するともいいます。


「日本人は、スケジュールに無頓着。背景にあるのは、捨てることが苦手だから」


というものが見えてきます。制約がないから、無頓着に予定を詰め込む。
逆に、ほしい未来を描き、どれを継続し、どれをやらないのか。とくにやらないが大事で、やらないことを決めることで、よりほしい未来に向けたことに集中できるともいえます。

以前、あるコンサルタントにこんなことを言われました。

「ストレングスファインダーで、自身の強みを理解しているひとがいます。
 でも、これだけでは不十分。大事なことは34項目すべて理解すること。
 なぜならば、苦手なものを知ることでやらない、人に任せる決断ができるから」

こうして考えると自分の年間スケジュールもざっくりすぎる。
なんか身体の体調が悪くなってきたから、有給を使おうかな。
なんか気分的に旅行にいきたくなってきたから、長期休みで家族旅行を入れようかな

そんな行き当たりばったりだからこそ、全部DOする。振り返りが甘いとなっていたことに気づきました。ということで、この3連休を通して、来年1年のスケジュールをしっかりと決める。

やるべきことと、やらないことをしっかりと決める。そんな時間にしてみたいと思います。

今日も都内はいい天気みたいですね。よい週末を!