小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。限定版。

【最強の振り返り質問】で2016年のブログ企画を振り返ってみる

10月、12月で参加してきた「俺たち1カ月毎日ブログを書くぜ!」という企画。毎日、1000字をMinとして、10月は5名で、12月は6名で書き続けてきました。一回のイレギュラーはあったものの、31日21時時点で全員がクリアしています。今日は2016年最後の投稿ということで、我々のブログ企画に参加するひとが振り返りに使っている「最強の振り返りの質問」で最後を締めてみたいと思います。

では、振り返りスタート!!


1.時間の流れの順序を見直すことによって、思考過程を振り返る問い「今回の営みは、最初に何をして、次に何をして、最後にどんなことをしましたか?」
「最初」
始めたキッカケは、この企画の起案者からのお誘い。「chibiさん、○○○さんたちとこんな企画やっているんですが、chibiさんも書きませんか?」。

実は10年前は毎日ブログを書き続ける日々を送っていて、ブログを書く楽しさやフィードバックから学びを得るうれしさ、そんなことは何となく理解していました。しかし、10年前に更新が途絶え、それから書くことをずっとSTOPしていました。

そして、2016年。人の出会い、メディアの運営を通して、インプットの量が跳ね上がった1年でした。しかし、課題はあり。この跳ね上がったインプットに自分の処理速度が追いついていない感覚がありました。完全に「OS」をアップデートしなければいけないタイミングでした。そういう意味で強制的に考え、アウトプットし、さらにFBを得るサイクルを早め、学びを最大化する必要性を感じていました。その上でもこの企画は最適だな、と思い、誘いが来た瞬間に即決しました。「はい、いいですよ」。


「次に」
これまで、仕事で得た学びを記載した5年分のメモ帳を引っぱりだして、書きたいことの洗い出しを始めました。自分はメモ魔です。気になったことはすべてメモ帳に記載し、振り返りを行っています。あえて手書きで残すのは、そこに自分が感じた感情を乗せるためです。

そんな感情の乗ったメモ帳にある言葉を一つひとつ拾い直し、改めて自分が興味があるのは「これからの働き方」であること。そして息子と娘の成長を想い「子どもの教育」であることを再確認しました。別物のような2つのテーマですが、働くも家族も実は生活の中にあり、それは大きく影響し合っているという「ワークファミリーエンリッチメント」の考えがあり、まずはそこを分け隔てるのではなく、同等として発信していくことにしました。

「最後」
結果、毎日ブログを書き続け、12月31日までに、52記事を投稿しました。5年分のねたがあったとはいえ、1000文字という制約があると端にその気づきがあった、というだけでは記事になりません。「なぜ、それが気づきとなったのか」ーその問いを幹として枝葉のように次々と関心が広がります。そして、それを集約し、記事にまとめます。書き始めの当初は書きやすいことから書いていくので、終盤はねたはありつつ、それを記事にまとめるほど自分の下調べが足りないなど、インプット不足を露呈。「やっぱりまだまだインプットが足りないよねぇ、、、」と自己認知しながら、なんとか52記事を投稿しましたが、実はねたとして書きつつ下書きで残っている5本のコンテンツがあったため、「やりきったーーーー!!!」というより、残念な最後の締めとなってしまいました。


2.関心や意欲の高まりを聴く問い「今回、がんばったことはなんですか?」「今回、嬉しかったこと、好きになったことはなんですか?」「もう一度やってみたいことはありますか?」
頑張ったことは、意地でも更新を途絶えさせないこと。11月になり、実は一度更新が滞るとどうしてもまた毎日更新するという習慣に戻れない感覚がありました。12月に再度企画にお誘いいただき、絶対に更新を途絶えさせないという強い気持ちをもって、更新してきました。

そんな中で嬉しかったことは、記事のフィードバックを得られること。また、この企画では「ブログを毎日書く。更新ができなかったら連帯責任」という縛りがあったこともあり、皆をつなぐ「Facebookメッセンジャー」では、お互いを応援する声、フィードバックする声などが溢れ、他者のブログから新たな観点を得る「予想外の学び」がありました。これは短期間で上質なインプットを得るよい機会となりました。もう一度やるとしたら、「一人でやるのではなく、みんなでやる。」。そして、それを仕組み化することを続けたいですね。

3.創造性の高まりを聴く問い「今回の学習で、工夫したところはどこでしょう?」「今回の学習でよく考えたな、我ながらいいなと思うのはどんなところでしょう?」
元々、自分一人ではじめたことが三日坊主になりがち。理由は、時間が足りないこと(※大抵は、言い訳です)。そこで、工夫したことは無理に長文を書かないこと。そして、最小のインプットで目標を達成すること。具体的には、集中力を高めるプロセスを導入したこと。

chibiblog.hatenablog.com


これは想像以上に効果的で、夜にダレてしまうことを解消。朝方短時間で一気に書き込むことができました。

4.授業の初めとの違いへの問い「初めに予想したことは合っていましたか? 予想した方法は良かったですか?」「今回の学習で、分かった、できた、できるようになったことはありますか?」
「連帯責任」を伴うこと。また、毎日というリズムが刻めることによって、短時間で気づき、学び、振り返りを行い、血肉に変える速度は確実にアップした感覚があります。ここはよかったこと。

そして、できるようになったことは、他者の書き方を真似て、記事のレパートリーを増やせたこと。データ系コンテンツを読み込んで、Livedoorニュース風に「ざっくり言うと」とまとめる記事、そして普段の気づきを素直に記事化するものなど(例は下記リンク)。また短時間で記事作成するプロセスもできました。企画開始当初、1時間近くかかっていたものが、30分に短縮しています。

chibiblog.hatenablog.com

 

5.前回との違いへの問い「前の時間より、自分がよくなったなと思うことはありますか?」
・記事作成の時間が大幅に短縮できるようになったこと。
・インプットがアウトプット前提になったこと。
・明らかに情報に関する感度が高くなったこと。アンテナを張れるようになったこと。
・書くことが楽しくなったこと。実はいちばん最後の「書くこと」が一層楽しくなったことがよくなったことかも。

6.学習集団としての雰囲気の高まりを確認する問い「この人はがんばったな、よかったなと思う人を教えてください」「あなたは、どんなことをがんばりましたか」
全員がんばったというのが本音ですが、その中でもこの人は頑張ったなというのは、12月ブログを毎日書くぜ!を起案した二人、河原塚さんと森本さん。河原塚さんは、我々のコミュニティ化しているFacebookメッセージに逐一投稿。全員の記事に目を通して、しっかりとフィードバックしていたこと。これにより企画の熱が冷めなかったこと。また、森本さんは12月参加者の中で最も早い投稿を続けていて、リードしてくれたこと。これが全員深夜だと暗い雰囲気でしたが、あえて一人ぶっちぎりに早い投稿をしてくれたことで、引っ張られる感覚がありました。

自分が頑張ったことは、最低限の話。ブログを毎日書き続けたことでした。12月は忘年会シーズンで飲んだあとで深夜2、3時に投稿とか、本気でキツかった、、、、

7.友達の思考や表現などのよさへの問い「友達の考え方や表し方でなるほどなと感心したことはありますか?」「友達の考え方や方法で、今後真似したいなと思ったことはありましたか?」
自分を笑いに変えることができるのがいいな、と思っています。自分の記事は、しっかりと調べ、アウトプットする確実性の高い「2番バッターのような記事」と他者の評価でありました。確かに。

そういう意味では12月に参加したメンバーは思いの丈を記事に込めるタイプもいて、そこに自虐的笑いのエッセンスを盛り込み、読後に心地よいユーモアを感じていました。ここは自分にはないところ。自分はどうも型にハマりすぎていて、もっと思いきりがあってもいいのではないか、と考えるようになりました。実は3番の才能がありながら、2番に落ち着いている?とか。真似というよりも、記事の構成を正しく行うよりも「思いの丈をそのままぶつける」、あえて自分の型を壊すコトにチャレンジするべきかもと思いました。

8.考え方の合理性・簡潔性、総合的なものの見方を促す問い「分り易い考え、簡潔な考え、いつでも使えそうな考えはありましたか?」「いろいろな考えをまとめて、同じだなと思うところはありましたか?」
今回のブログ企画における分かりやすい考えは、「仕組みで意識を高め合える」こと。自分だけで毎日書き続けて52投稿はできなかったと思います。できた理由は、仕組みがあったこと。連帯責任、連日の応援し合えるメッセンジャーというコミュニティ、他者ブログからの優良な学びなど。何かPJTでチームの連帯を生むチームビルディングに通じるものを感じました。

9.内容の価値を聴く問い「今回学んだことで、一番大切だったのは何ですか?」「先生はみなさんと、今回はどんな学習をしたいと思っていたと思いますか?」「今回、休んだ友だちに教えてあげるとしたら、何をどんな風に教えてあげますか?」
「続ける」には、意志ではなく環境の作り方の方が大事だということ。そして、その環境でもっとも大事なことは「仲間」。何事も人ありきですね。そういう意味で、今回集まった仲間たちに感謝!!!

まとめ
ということで、大変ながら、非常によい取り組みである「俺たち毎日ブログ書くぜ!」企画。辞める理由がないので、2017年も続けていきたいと思います!

ということで、この企画に興味がある方は、Facebookページにてメッセージを受け取れると思います。参加希望がありましたら、メッセください。

https://www.facebook.com/%E4%BF%BA%E3%81%9F%E3%81%A1%EF%BC%91%E3%83%B6%E6%9C%88%E6%AF%8E%E6%97%A5%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E6%9B%B8%E3%81%8F%E3%81%9C-364313800566810/

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やったー!!!
なんとか、2016年内に振り返りを終えることができましたー!
12月、本当に大変でした。途切れなくてよかったー!(笑


では、来年もブログで会いましょう!
みなさま、よい年越しを〜!!!!