小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。2月限定版。

クスッと笑ってしまう。学芸員の仕事をまとめた4コマ漫画

美術館が好きです。

そんな自分が気になっていたこと。

それは「美術館の展示場で座っている監視係の仕事」です。

偏見がちょっと入っていますが、「1日、ほぼ身動きせずに椅子に座っているのって、苦痛じゃないのかぁ、、、」とか思ったりしていました。椅子に座らず、展示会場を回りながら、お客さまが作品に触れることがないよう回遊する仕事ならばいいと思うのですが、ずっと椅子に座っているのはなぁ、、、。

そんな疑問を解消してくれる4コマ漫画を見つけました。
岐阜県美術館の学芸員(監視係)が描く「4コマ漫画」です。

内容がシュールで、クスッと笑ってしまうユーモアに富んだ漫画です。
まずは、こちらのリンク先をぜひ見てみてください。

corobuzz.com


(読者視点)美術館で暇そうにしている。
(仕事視点)私たちが暇=作品が平和でいられる証なんです。

(読者視点)美術館は涼しいし、快適
(仕事視点)10時〜18時に座るので、実は寒い。だから、防寒対策は万全。

(読者視点)美術館にいく人は、感性豊でセンスがある人が多い
(仕事視点)「ぷらっと美術館行くか」みたいな普段着の人がいるとうれしい。

(読者視点)作品にお手を触れないでください。注意するのは監視係の仕事。
(仕事視点)クレームの発端は別のお客さま。GOサインで前線に出陣!


監視係の仕事の一端が見えますし、当事者だからわかる仕事の楽しさや厳しさがユーモアを込めてまとめられています。職業柄「あの仕事は、どんな面白さがあるんだろう??」なんて、いろんな仕事に興味を持つのですが、傍目からみるとつまらなそうな仕事にも面白さがあり、そしてその楽しさをユーモアをもって拾えるのは、その仕事を心から好きな人だからだなぁっと感じさせます。漫画からも、仕事への愛情が感じられます。

そこで思ったこと。

いまの自分の仕事の面白さを、言語化するのって意外と難しいということ。考えてみると逆に仕事のネガティブなことは、言語化しやすいですよね。愚痴とか。人間、ネガティブなものほど、言語化できることが何とも不思議な話です。

仕事には、いろんな面白い一面があります。今回紹介した岐阜県美術館の学芸員(監視員)の仕事のように、自分の仕事の面白さを表現したり、言語化してみると面白いのではないでしょうか。仕事がつまらない、面白くないときほど、その仕事の面白さに目がいかなくなるという話を以前、聞いたことがあります。仕事の面白いことを知っていることが、どんなにつまらないときでも、原点回帰につながる気がします。

そんな風に漫画から考えました。

いや〜、改めてですが、この監視係の漫画シリーズはほんっと面白いです。
何よりも切り口が鋭いし、ユーモアたっぷりに自分たちの仕事を読者に伝えきる表現力に脱帽。改めて言いますが、監視係に興味のない方もぜひだまされたと思って一読してみてください。絶対にウケます。はい、絶対です(笑