小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。7月限定版。

「それってどういうことですか?」と言えるひとは素晴らしい

社会人になり、知らない、分からないことをそのままにしてしまうことがないだろうか。年齢を重ねると、若手の前で「まだ理解ができないので、もう少し説明してほしい」と尋ねることが何となくはばかられることがある。正直に白状すると、わたしもたまに「知ったかぶり」をして理解不足の点を流してしまうことがある。しかし、学びが深いひとは、いつでもわからないことは質問する。

「あれ? それってどういうことですか?」

状況は関係ない。経営会議でも、編集会議でも、どんな場でも同様に質問する。しかし、この質問できることで場のクオリティは天地ほどに差が出る。理由はいくつかある。

ひとつ目は、最初に「それってどういうことですか?」と聞けると、解を同様にみんなに共有できるため、コトの理解を深めることができる。バックグラウンドが異なる人材が集まった際にはそもそものプロトコルがそろっていないケースもあり、こうした問いを立てられるひとは貴重になる。だからこそ、「それってどういうことですか?」と言えるひとは素晴らしい。

ふたつ目は、ハードルを下げることができる。ボードメンバーが周知の事実だったとしても、自分が知らないことは聞けばいい、と質問への心理的ハードルを下げることができる。活発な議論を行う上で、こうして場を整えることは大切になる。だからこそ、「それってどういうことですか?」と言えるひとは素晴らしい。

三つ目は、「それってどういうことですか?」との解次第で、「それは、こんなこともいえそうですね」と、関係性を問いやすくなる。話を拡散させ、話題を広げることもできるかもしれない。発想が膨らむ環境を有む上でも「それってどういうことですか?」と言えるひとは素晴らしい。

そして結果、「それってどういうことですか?」と問いを立てられるひとは、巡り巡って多数の気づきをまわりに与えてくれる。自分の知識や経験とは異なるものがシェアされることになる。

だからこそ、いえる。
「それってどういうことですか?」と言えるひとは素晴らしい。