小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。限定版。

学びが、本当に学びになったのか、を振り返ってみた

記事を読んだり、セミナーに参加したり。そんな中でよくSNSで見受けられるのが、「学びになった」「勉強した」という話です。しかし、これは本当に自身の血肉となり、技術の向上やマインドセットに通じていたのか。

とかく、わたしもこのブログを書き続けて「学びになったから、こうする、あーする」と言っておきながら、実際にどうなっているのか、振り返りができていなかったので、過去の記事を洗い直して、この3連休の機会に振り返ってみることにしました。

==【過去の自分の学びと振り返り】

1.集中の学び

chibiblog.hatenablog.com

ブログを書くのに時間がかかっていたので、集中の仕組みを学び、取り入れたという記事。簡単にいうと、目的とゴールをはっきりさせる。そして、締め切り効果を使って、強いストレスをかける。次にリラックス。目標をイメージして目の前の仕事二取りかかる、というもの。

とくに工夫したのは、1.ゴールイメージを明確化したこと。2.強いストレスをかけるというもの。1.はブログで書きたい概要とメッセージを先にイメージする。当日の夜にタイトルと概要文100Wぐらいを先に書いて寝る。こうすることで、朝方には明確にゴールをイメージしつつ、作業に入ることができる。2.は朝方にすることで、子どもの送り対応など、絶対に不可逆な締め切りをつくり、ストレスをかける。だいたい5時台に起きるので、だいたい30分〜1時間で1記事を書き切ることができるようになりました。夜にダラダラやっていたときはねた探しも含めて2時間かかっていたこともあったので、効果は絶大。

ただ憂慮すべきことは、締め切り効果を使い集中することは「集中する」という意味では効果的ですが、プロジェクトマネジメントの観点でいえば、逆効果。締め切り間際にフルパワーになるのではなく、スタートからフルパワーとして、締め切りまでの成果を最大化した方がよいです。結局は集中するスキルを身につけ、その都度の自分のゴールに合わせて活用すべき、ということでしょうか。

ということで、この学びは日々の日常に活かされています。


2.

chibiblog.hatenablog.com

「なぜ」「どうして」という問いの使い方は難しいという話。一般的に「なぜ、こうしたの?」と問いを立てることが大事、という話がありますが、状況や信頼関係によって、単なる「詰め」になりがち。実は使い方が難しい言葉のひとつです。

では、これをより有効的に使う為にはどうすれば、いいのか。

それは枕詞に、承認を加えること。「いつもはできているのに、今日はなぜ、できないのかな」。一例ですが、承認を加えることで、聞く耳を持ってもらう状況をつくる。そして、問いを立てる。基本ですが、とくに子ども相手だとつい感情的になりがち。

では、これができているのか、というと、ここはまだまだ。日々のメンバーとのコミュニケーションでも気をつけたいところ。しかし、気にかけながら、まわりの会話を観察していると、この問いを活用する上での関係づくりを考えず、杓子定規的に「問いを立てる」だけ、という状況をよく見るので、ここは自分も人の振り見て我が振り直せで改善したいと思います。

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ということで、「学んだ」と言って、放置していることが多々あるので、改めて振り返り、その日の学びにしたいと思います。習慣化には、22日とか66日とかいうので、まずは定期的な振り返りを。