小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。限定版。

場をなごませる「笑顔」の効能を考えてみる

笑顔が素敵なお客さまに会いました。

お話をしていて、常に相手に耳を傾け、相づちを打ったり。

「そうなんですよ〜」
「それって、どういうことなの?こういうことかな?」

好奇心の赴くままに問いを立てられて、話が自然とはずんでしまいます。補足すると相手は業界内では著名なビジネスパーソンで、お話の場はメディアのインタビューの場でした。でも、それがほんわかとした雰囲気を醸し出し、あたかもカフェで立場を関係なくフラットに会話するそれに近いようなインタビューになっていきました。

これって、不思議なことだなぁ、、、とインタビュイーの隣で話を聞きながら、その場がなぜ、そうなっているのかを考えていました。

そこで飛び出す、無邪気な「笑顔」。

アハハハ(笑

自然に我々もつられて、笑ってしまいます。笑ってしまうというか、心からそれって面白いね、と思えるんですよね。

あっ、そうか。
この笑顔が、この場をつくっているのかもしれない。ということで、笑顔の効能について、調べることにしました。調べた中で興味深い話が記載されていたのが、心理学者のジェリミー・ディーンは心理学関連ブログ「PsyBlog」で掲載されていた「10 Hidden Benefits of Smiling」という記事です。


ここでは、いくつか今回感じたことにつながる話があったので、ピックアップしてみます。

1.笑顔は視野を広げてくれる
ひとは緊張しているときに視野が狭くなるといいます。目の前に起こることに集中するからです。一方で、笑顔は柔軟性や注意力、全体に広がる洞察力を向上させるといいます。

2.笑顔は、人を寛容にさせる
笑顔は、人を無条件に寛容にさせる効果があるそうです。偽の笑顔、悲惨な笑顔、本当の笑顔かはとくに問題ありません。

3.笑顔は、信頼を勝ちとる
笑顔は、社交性や気前の良さといった評価を高めるそうです。実際に経済学者の研究では、笑顔であれば他の人を信頼する可能性がより高かったとあります。笑顔によって約10%の信頼度を高めることができたそうです。

 

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なるほど。
こうして調べてみると、あの場が「笑顔の効能」があったのかもしれないと思われます。会話の内容に入れ込む場づくり、信頼関係の構築、そして、何でも話してもいいという寛容な気持ちをつくっていたのかもしれません。納得。

でも、結果、笑えばいい、といっても、ひとは自然に笑顔をだすことができないように思います。自分の感情を振り返ると笑顔にはエネルギーが必要だと思いました。

心の豊かさ、心身の健康。

笑顔が、対話の質を高める。しかし、それを生み出す源は、心にゆとりがあることや、健康でエネルギーを発する身体が大事なのだ。そんな結論から、ますます日々の体調管理や心のゆとりをつくる「メリハリ」を考えたのでした。

メリハリって考えると、子どもがいると自然にそうなりますよね。
改めて、そうやって考えると子どもがいることによるビジネスの効能を考えてしまうのでした。話が拡張していってしまうので、今日はここまでにします(笑

(余談)
記事内でも紹介されていますが、笑顔は異性を惹きつける効果があるそうです。バーで男性が声をかけたキッカケは「目があった」「笑顔」だったという話です。しかし、注釈が。女性には魔法の効果があるそうですが、男性から女性への笑顔はそれほど効果がないようです。残念。。。。