小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。限定版。

新しいことをやっているとひとも集まる、情報も集まるという話し

先日、社内で「兼業・副業申請」を行い、無事に承認されました。Facebookでそれを伝えると思わぬ反響で、仕事を頼みたい、話しをしたいなど多数の声をいただきました。会社だけで仕事をするということでこれだけ未来の機会が限定されていたのかな、って思う…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2018/05/26)

今週1週間で特に気になった記事をまとめました。1. business.nikkeibp.co.jp 英ダイソン創業者でチーフエンジニアのジェームズ・ダイソンさんのお話。冒頭いちばんにこんな話しをされています。「オープンイノベーションがうまくいくなんて、私は聞いたこと…

会議の改善こそが生産性を向上させる近道という話し

日本の会議は、非効率だ。よく指摘される話しです。しかし、有効で成果をあげる会議を知らないとこの問題意識を持つことがないので、遅々として改善が進まないという話しをよく聞きます。そこで今回は生産性を向上させた企業の会議の進め方のTOPICSを挙げつ…

「RPA導入は職員削減を目指すものではない」の違和感について

mainichi.jp 毎日新聞につくば市がRPAを導入。ロボットによる単純作業の導入で職員の作業を8割削減したというお話がありました。具体的には、住民税を源泉徴収する事業所のデータの仕分け作業。約450件、170時間かけていたものを、約4時間に短縮した…

働く場所を変えてみたら、学びが格段に増えた、という話し

会社員でありながら比較的自由に働いていたわたしですが、5月からさらに自由度が増しました。そして働き方を変えてみたら、これまでより自分の刺激となる機会がたくさんやってきたので、そのことについて今日はまとめてみます。具体的に5月以降に何が変わ…

前提条件が変わると、活躍するひとも変わる、という話し

子どもたちのサッカー練習を見ていると気づくことがあります。それは、「前提条件を変えてみると活躍するひとも変わる」ということ。例えば、ボールタッチは利き足と逆にするとかしりとりサッカーとか走ってはいけないとか通常のサッカーであれば、利き足で…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2018/05/19)

今週1週間で気になった記事をまとめてみました。1. thefilament.jp 社員のレンタルサービス:ローンディールを活用して、大企業からベンチャーに行った話し。基本的に大企業とベンチャーでは仕事の進め方が違うと分かっていながら、どんなところが違うのかが…

退職金制度の支給額のモデルがまた興味深い、という話し

前回、「モデル就業規則」について調べていたら、ふとこんなページを見つけて、いまの時代に合わない内容が多々あるなぁっと思ったので記事にしました。それが「退職金」について。モデル就業規則には、退職金制度を設ける義務はないが、もし退職金制度を設…

「モデル就業規則」は何が変わったのか、をまとめてみた。

今更の話しですが、最近副業や兼業の話題が盛り上がってきていたので、その働き方に大いに関わる「モデル就業規則」について、調べてみました。先に「モデル就業規則」というものをご存知ない方のために補足すると、「モデル就業規則」は、会社が就業規則を…

「同じ釜の飯を喰えていない」と嘆く腕利きクリエイターの話し

最近、同じような話しを聞いたので、その件について考えてみます。「同じ釜の飯を食えていないんですよねぇ」あるスゴ腕のクリエイターがぼそっと話しをしていたんです。背景にあったのは、どこまでいってもパートナーは「部外者」であるということ。クライ…

伝説の舞子さんが語る「成功するひと」の特徴が面白い

以前に聞いた話しをふと思い出したので、シェアします。それは伝説となった舞子さんの話しです。その舞子さんは日本の名だたる経営者を顧客に持つ方。そんな舞子さんだからこそ、世の中で成功するひと、しないひとのポイントがわかるのだそう。そのひとつが…

「仕事を奪われる」という表現はやめませんか、という話し

先日、AI(ロボット)に仕事を奪われるということに違和感を感じるという話しを、ロボットの語源という切り口で記事にしてみました。 chibiblog.hatenablog.com ロボットは、強制労働と労働者という言葉を掛け合わせた造語。ロボットに奪われるのではなく、…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2018/05/12)

このブログではおなじみの記事。今週1週間で気になった記事をまとめてみました。1. note.mu これからのリーダー像の話しが端的にまとめてられていて面白い。この記事ではこれからのリーダーは、何かしたいという思いがあるひとを指す。立場にとらわれず、思…

ツール・ド・フランスの選手からビジネスパーソンの真剣度を考える

「ビジネスは、スポーツに似ている」たまにそんな話題が上がります。ビジネスもスポーツも勝ち負けのあるもの。チーム対抗戦の趣きもあり、ビジネスとスポーツは似ているという話もあながち間違っていないのかもしれません。ただ、極限まで力を振り絞るスポ…

指摘し合える関係はすばらしい、という話し

今日は自分のメモ書きとしての投稿です。テーマは、「異なる視点の意見をもらうことの大切さ」です。実は先日こんなことがありました。ゴールデンウィークに田舎の実家に帰り、カブトムシの幼虫掘りをしていました。カブトムシの幼虫がどんなところにいるか…

労働を代替すると言われる「ロボット」の語源をご存知ですか?

久しぶりの投稿になります。友人たちとまた「私たち1カ月毎日ブログを書くから読んでね」企画に参加して、毎日配信することになりました。よかったら覗いてみてください。さて、復帰して1回目のテーマが「ロボットの語源」です。最近、AI(人工知能)やロボ…

「逃げる」ための境界線をもつことが大切という話

逃げよう。 自分を縛りつけるものから。 ボーダーを超えよう。 塗り替えていこう。 自由と平和を愛し、武器は、アイデアと愛嬌。 バカにされたっていい。 心をこめて、心を打つ。 さあ、風通しよくいこう。 私たちは、新しい地図。何かというと、先週末に公…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2017/09/22)

おなじみのこの企画。だいぶ期間が空いてしまいましたが、その間に気になった記事をまとめて振り返ってみました。1. business.nikkeibp.co.jp 使用期限切れの鶏肉を使った「チキンマックナゲット」問題が大きくメディアに取り上げられ、飲食業会ではもうや…

止めることの決断にも責任をとってもらいたいよね、という話

「新規事業の起案が、まだデータが足りないなど、なかなか進まない」「調査が足りないといわれ、なかなか承認されない」大企業でよくある光景です。大企業ではとくにそうですが、新しい起案には前例がなく、それが成功する裏付けや成功する根拠を明確化した…

「愚問」は、周りに気づきを与える「最高の質問」という話

「なんて馬鹿な質問をしているんだ、あいつ」イベントの質問タイム。馬鹿な質問をすると観衆の冷たい視線を浴びると思い、どうしても積極的に挙手して質問をする空気ができない。日本のイベントでよくある風景ではないでしょうか。今日は、みんなが馬鹿だと…

変わらない、ということは信頼できるという話

「変わらない、ということは信頼できる」先日、とある著名経営者から取材時にもらった言葉です。ずっとやり続けているから、信頼できると思った。だから、取材を受けたというお話でした。この言葉が自分の中で妙に嬉しい気持ちになったのと心に残ったので、…

オウンドメディアは、既存メディアと補完関係にあるのかもしれないという話

ふわっと思ったことを書き起こします。いま、オウンドメディアの編集責任者を担う上で、既存の大手メディアの編集に関わる方との接点も徐々に増えてきました。とくに大手メディアでは取り扱う分野も広く、わたしが専門とする「働き方」や「キャリア」に関す…

100記事を書いての学びを「最強の質問」で振り返る

ゆるりと続けてきたこのブログ。2016年10月1日からスタートして、本日で100投稿を迎えました。いつの間にか、読者も70名に近い方にご登録いただき、ほんとうにありがたいかぎりです。読者がいるって何よりのモチベーションですからね! ということで、節目の…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2017/08/26)

おなじみのこの企画。夏休みを挟んでだいぶ期間が空いてしまいましたが、その間に気になった記事をまとめて振り返ってみました。1. www.businessinsider.jp 最初のひとことが面白い。「働き方改革は、つならない」。端的にいえば、物を大量生産する価値観か…

ブログで読まれる文字数は何文字が最適なんだろうか、と考えてみる

「俺たち、毎日ブログ書くぜぃ」の企画にのっかって、早98記事目になりました。夏休みなどの休暇期間は更新を空けているとして、日々の小さな気づきを約1,000文字に落とすというのは、アンテナを高くもち、感度を高めるよい行為だと思っています。さて、そん…

子どもの自由研究は面白いという話

夏休みのため、更新が滞っていましたが本日より再開します。夏休み明けの第一弾は、「子どもたちの自由研究」についてです。話題は、息子(4歳)が行きたがっていた自然博物館から。ここでは、夏休み中の子供たち向けに「世界の昆虫展」と「子どもと大人の…

どういうひとに仕事がまわってくるのか、という議論の話

先日、とある働き方に関するセミナーに参加してきて、登壇者に当てられたテーマがあった。それが、「新規事業/難易度の高い仕事はどういうひとに任されるものなのか」というものだ。スキルがあるひと、経験が豊富なひと。たしかにいろいろな尺度があるかも…

いい場は、見えない工夫で溢れているという話

先日、知人のFacebook投稿でこんな話が流れてきました。内容は、「プロが提供するビールの話」。投稿からすべてを把握することができなかったのですが、推測するにとあるビアバーの話らしい。ビアバーの店長をAさんとします。そのAさんが提供するビールの感…

1週間で気になった記事を改めて洗い出してみる。そして、考える(2017/08/05)

おなじみのこの企画。今週1週間で気になった記事をまとめて振り返ってみました。1. グーグルの人材開発で活躍したピョートル氏「多様性で常にユーザーを上回るべき」 https://meti-journal.jp/p/44 なぜか、OGPをひっぱってこれないので、テキストにて。グ…

知識があると毎日の仕事は実験場(ラボ)になる、という話。

今日は、生産性向上の話に合わせて、「集中」について書いてみます。最近、わたしのまわりでは生産性向上の話になるといつもキーワードになる言葉があり、それが「集中」です。ちょっと言葉を変えると「没入する」とか「夢中になる」という言葉に置き換えら…