小さな編集長の雑感(限定版)

小さなメディアの編集長が、仕事や働き方の気づきを書き留めるブログ。限定版。

新しいことをやっているとひとも集まる、情報も集まるという話し

先日、社内で「兼業・副業申請」を行い、無事に承認されました。Facebookでそれを伝えると思わぬ反響で、仕事を頼みたい、話しをしたいなど多数の声をいただきました。会社だけで仕事をするということでこれだけ未来の機会が限定されていたのかな、って思うとちょっともったいなかったのかも、と感じてしまいました(苦笑 とはいえ、会社にいるとそれはそれでメリットもたくさんあります。それは追々、記事にしようと思います。

さて、最近は前述のとおり、兼業・副業を実施することを宣言したり、自社内で席を設けず、会社員でありながら、完全にフリーで仕事を始めてみています。そうすると今はいいことだらけ。それを整理してみます。

一つ目は、人に会える頻度の違い。
二つ目は、情報の幅の違い。
三つ目は、頭を使う頻度の違い です。

まずフリーアドレスになり、兼業・副業を宣言してから、「会いたい」という話しを多々いただいています。それに仕事は自社内に限定せず、コワーキングでも仕事をするようになり、間接的な人の紹介でつながりも増えています。

(参考)

chibiblog.hatenablog.com

これまでイベントなどの自社のコミュニティ運営を通してつながりが増えることがメインだったのですが、これまでとは異なるクラスタとの接点が増えています。

二つ目は、情報の質の違いについて。異なるクラスタのひととの出会いが増えるので、必然的に話題も多方面に向かいます。地方の話し、テクノロジーの話し、海外の話し。これまでになかった分野が話題になることで、情報の幅が広がりだしています。最近はまだ読んでいなかった「日経ビジネス」を掘り出してきて、自分が興味を持てなかったテーマについても読み進める機会ができてきました。

三つ目は、頭を使う頻度の違いです。ひととの出会いが増え、入ってくる情報に幅が広がってくると、今度は「深める機会」というのも増えています。例えば、今日は「ちょっと相談したいことがあるので、1時間ほど時間をください」ととある方からの相談を受けます。4人であるテーマで議論するのですが、普段ない議題だったため、自分の頭を回転させる機会にもつながりそうです。詳細は記載できないのが残念ですが、議論のボードメンバーだけでも豪華で、今から楽しみにしています。

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新しいことをやっていると、知恵が溜まる。
知恵が溜まってくると、それに興味をもつひとが集まる。
ひとが集まると、議論も増え、知恵が深まる。そして、知識も広がって行く。

こんないい循環ができてきます。つまり、「情報のハブ」になるわけです。ハブになると自然に行動しているだけで、知恵は身に付く、人が集まり、新しい情報も次々と得られて、いいコト尽くめです。最近はその回転がさらに早くなってきていると感じていて、働き方を変えるとこれほど効果があるんだ、って実感してきています。こうした小さな声が、働き方を変えることに興味を持てないひとに少しでもお伝えできたらいいなって思っています。

変化を楽しむ、って難しいことでもなくて、自然体でできてしまうものなんです。大きな変化だけでなく、小さな変化を楽しむ心を大切に。