“断捨離”によって、ほんとうに大切な価値観に気づくという話
世間は、クリスマス一色。読者の方はどのようなクリスマスをお過ごしでしょうか。
chibi家では、祖父母も集まり、大にぎわいのクリスマスパーティで過ごしました。
クリスマスツリー、飾りに彩られた部屋が一日たち、今日から片付けが始まります。
そうです。
年末に向けた「大掃除」です。chibi家は、毎年年末に実家に帰るため、年末年始にゆっくりと部屋の掃除をしている時間がありません。そのため、クリスマス後に行うのが恒例行事です。
そんな朝、ふと思ったのが「断捨離(だんしゃり)」です。ご存知出ない方のために記載すると、断捨離とは、不要なものを減らすことで、モノへの執着をなくすこと。そして、生活に調和をもたらそうとすることです。
最近、大胆に断捨離した男性の話を聞きました。
それは家の中のモノを思いきって捨てたという話(もちろん、メルカリも含みます)。結果的に部屋の中の7割近いものが減ったことで、あることに気づいたんだといいます。
それは、
「いま、残したものは本当に大切なもの。では、どんな価値基準でこのモノを残したのかということを知ることができた」と言います。その言語化された価値基準までは突っ込みませんでしたが、そこに価値があるといいます。そして、それを定期的に実施することで、自分自身の価値基準の変化も知ることができるのだといいます。
当然、衝動買いもなくなるし、環境に入ってくるモノも少なくなります。
その中で、次に断捨離を行えば、より価値基準はシャープになります。
お〜、たしかに。
それは、わかりやすい! と気持ちが高ぶったりしました。
断捨離といって、捨てる、手放す、部屋が片付くということだけが価値ではありません。「大切にしたい価値基準」を言語化、再確認できるというのがもっとも価値のある部分ということを知れば、何か大掃除というものがワクワクするものに変わるのかもしれません。
翻って我が家の話へ。
もともと大掃除で「捨てる」行為を行っているものの、なぜか毎年モノが増える。これって、家族間、自分の中に「モノの価値観が変わっていない」もしくは物欲を抑えきれていないことがあるのではないか、と改めて反省させられたわけです。
捨てることによって、自分たちがほんとうに必要とするものは何か。
ここを徹底的に考えて、モノを買う方って少ないのではないかと思っています。
大掃除を前に、「価値基準の言語化:大切にしたいものは何か」を意識して、作業を進めます。
では、よい週末を。